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参加登録および自己対戦結果提出の〆切を8/23に延長しました!

このページでは本サイトの情報のうち、Shared task(大会) に相当する部分を日本語で記述します。開催日程(Important dates)、組織と連絡先(Committee)、当日のプログラム(Program)は各ページをご覧ください。論文提出(英語)(Submission)は推奨されますが大会参加に必須ではありません。

人狼知能大会と AIWolfDial2019 ワークショップ

2019年度の人狼知能大会自然言語部門は、国際会議 INLG2019 の併設ワークショップAIWolfDial2019 の一環として開催します。ワークショップは10月29日午前、東京の未来館で開催予定です。大会(shared task)はその数か月前に開催ですのでご注意ください。

ワークショップの目的

「あなたは人狼(マフィア)ですか?」(以下、「人狼ゲーム」)は、話し合いを通じて行われるコミュニケーションゲームです。プレイヤーは勝つために自分自身の認知能力を十分に発揮しなければなりません。人狼ゲームはチェスやリバーシなどの完璧な情報戦とは対照的なゲームであり、プレイヤーは自分の持っている情報を隠さなければなりません。各プレイヤーは目的を達成するために、他のプレイヤーの会話や行動から、隠された情報を手に入れて、自分の情報は隠しつつ行動します。プレイヤーは信頼を得るために説得し、嘘つきを見つけるために推測を行うことが必要です。

そして、対話システムの新しい評価方法として、この人狼ゲームの利用を提案します。対話システムの研究は最近流行りの話題ですが、一貫した文脈や複雑な文で自然な会話をするにはまだ不十分です。根本的な問題の1つとして、適切な評価の欠如があります。

人狼ゲームでは、プレイヤーは嘘をつき、説得し、嘘を発見しなければならないので、矛盾や曖昧な反応は「不自然な」ものとして評価され、ゲームで負けてしまいます。人狼ゲームの競技と評価は、対話システムのみならず、不完全な情報ゲーム理論にとっても、新しく興味深い評価基準になる可能性があります。

さらに、人狼ゲームではあらゆる会話が可能なので、タスク指向および非タスク指向の両方の会話を含んでいます。この側面により、人狼ゲームの一般的な対話システムを最初から作成する必要がなくなる、つまり便利な中間目標を提供することに繋がっています。

人狼知能大会とエージェント作成

人狼知能エージェントの仕様を満たした通信をするネットワーク接続の対戦エージェントを実装いただきます。人狼知能大会には別にプロトコル部門があり、基本的に仕様は同一ですがネットワーク対戦であること、プロトコル(人狼言語)ではなく自然言語(日本語または英語)を用いる点など(詳細は下記)が異なります。

サンプルエージェントコード(Java)および実行環境はこちらのgithubリポジトリにあります。JavaとEclipseのインストール済みの環境であれば、そのまま対戦実行が可能です。org.aiwolf.ui.bin.AutoStarter をメインクラスに、AutoStarter.iniをプログラム引数に実行すれば5人人狼で対戦ができます。(同じ実行構成も用意してあります)。java.lang.ClassNotFoundException: com.sun.java.swing.plaf.windows.WindowsClassicLookAndFeel という例外が出ますが無視してください。大会までにこのほか、テスト実行用サーバを提供する予定です。

人狼知能プロジェクトからは、Java,.NETライブラリPythonライブラリで作成を支援するライブラリが配布されています。Javaでエージェントを作成する場合は,エージェントの作り方に説明がありますが、上記のサンプルエージェントコードのみでも開発可能です。

エージェントの要求事項

  • プログラム実行ファイルの提出ではなく、各自のサーバ・コンピュータからのネットワーク対戦で行います。したがって,予選・本選にプログラムが実行できるPC(リモートサーバも可)等が必要です。対戦サーバは運営側で用意しますが、エージェントの実行に必要な実行環境はご自身でご用意ください。
  • 人狼知能同士だけではなく,人間のプレイヤーを交えた対戦も予定しています.
  • ゲームは5人村で行われ、村人2、人狼1、占い師1、狂人1の構成です。
  • 会話パート(talk)では自然言語(日本語または英語)での対話を行います。プロトコルなど自然言語以外の使用は禁止です。発話しない場合はSkip、当該のdayで発話をしない場合はOverを返します(プロトコル部門と同じ)。投票、襲撃、占い先の指定などの方法はプロトコル部門と同じです。
  • talkでプレイヤーの名前を呼ぶ際はAgent[01]~Agent[05]の形式にしてください。(例:Agent[01]さんは人狼でした) Agent番号は二けたの任意の数字がありえます。
  • 「>>Agent[01] 」というようなアンカーをtalkの発言冒頭につけることで、特定のエージェントに向けた発話ができます。発話を向けられたエージェントは、なにか応答することが期待されます。
  • 発言はロボット等を使い,音声で再生される場合があります.したがって,音声で再生できない顔文字や絵文字,記号(句読点,!,?を除く)等の使用は控えてください。
  • 応答の制限時間は5秒とします。
  • 初日(Day 0)にもtalkが行われます。ここでは挨拶などを行うことを想定しています。

予選と本選

  • 予選は自己対戦(自分の同じエージェント同士)の対戦ログを提出します。
  • 本戦は、相互対戦(異なるチームのエージェント同士)で対戦したログを使用します。参加チーム数によっては、予選の結果に基づき本戦出場チームを選抜することがあります。
  • 本戦は英語トラックと日本語トラックを用意する予定です。参加チーム数によっては、日本語のチームの入出力を機械翻訳により英語に変換して英語トラックに参加していただくことがあります。

参加方法

  • 一名以上のチーム。参加資格は特にありません。どなたでも参加できます。参加者には大会後にシステムの詳細を記述したドキュメントをご提出いただきます。参加者にはAIWolfDial2019への論文提出を推奨します。
  • チームごとにaiwolf at kanolab.net (at を@にする)にメールにて送付をお願いいたします.必要事項は、チーム名、代表連絡先メールアドレス、代表者(および他のメンバー)氏名、所属名、氏名所属の公開可否(不可の場合はチーム名のみを用います)です。
  • 参加チームの登録費は無料です。
  • 提出されたドキュメント、大会のログは研究用途で公開・利用することがあります。
  • 大会のログに基づき、審査委員による主観評価を行います。評価項目は以下を予定しています:

A 発話表現は自然か

B 文脈を踏まえた対話は自然か

C 発話内容は一貫しており矛盾がないか(一貫性に関与しない発話は一貫していないとカウント)

D ゲーム行動(投票、襲撃、占いなど)は対話内容を踏まえているか

E 発話表現は豊かか。エージェントごとに一貫して豊かなキャラクター性が出ているか

どんな文脈でも使えてしまうような曖昧な発話は、人狼においては必ずしも自然ではなく評価を下げる可能性があります。